ワイヤーロック(鍵)をしたまま使わなくなった古い自転車。そのチャリンコのワイヤーロックが開かなくなってしまい、1,000円ほどの工具でワイヤーを切断。南京錠も切れるらしい…すげえ【悪用厳禁】(2018年2月 一部加筆修正)
1年半くらい乗らずに置きっぱなしのママチャリがある。そのママチャリを暗証番号式のワイヤーロックで固定してたんだけど、このカギが開かない。嫁さんが暗証番号を忘れてしまったのだ。
サブ機としてちょっとした移動時に使いたいけど、どうにも鍵が開かない…。そこで、ワイヤーカッターでの切断を試みた。
▼余談ですが…チャリ盗まれました……
工具購入の前に!自転車についてるワイヤーロックの太さを計測
ワイヤーロック切断にあたり、重要になるのがワイヤーの太さ。
100円ショップで買った安物ワイヤーロック。計測すると約6ミリ。皮膜を剥がすと5ミリといったところ。
1,000円くらいで買えるワイヤーカッターの切断対応サイズを調べたところ、片手サイズのモノでだいたい4ミリ。今回のワイヤーロックは4ミリよりはちょっと太いけど、何度かグリグリやれば切れそう、と判断。
ワイヤーカッターをAmazonで探して購入
ホームセンターのウェブサイトで調べると2,000円くらいする。ん〜、あまり使ってない自転車を救済するにはちょっと高いような。そこでAmazonで調べると、下は800円〜という感じ。
すぐに欲しかったのと、レビューに「南京錠も切れました」と書かれた、良さげな「HIT 硬鋼線カッター 200mm PH 200」を注文。
販売価格は1,345円でプライム対応、つまり送料無料。
※楽天で探すとさらに安いかも?
鍵を紛失した南京錠を切断、取り外す目的で、この硬鋼線カッターを購入した。(中略)同様の目的で購入を検討しているならば、買って損はない。
南京錠を切断したというレビューに期待しつつワイヤーカッターの到着を待つ
使えるAmazonポイントがあったので、900円で注文でき、翌日到着。サイズは20cmくらい。自転車撤去の業者が使ってるような巨大なものじゃなく片手サイズです。
結論から言うと、自転車のワイヤーロックを切断したい人、ワイヤーの太さが5ミリ前後ならこれ買えば大丈夫だと思いますよ。
実家がサッシ屋なので、こういう工具をみると興奮する。早速開封。
いい感じに卑猥な形状が素晴らしい。(たいていの工具はイヤラシイ形をしているのだ)
注意書きなど。
早速、開かなくなった自転車のワイヤーロックをカット!
自分が所有する自転車のロックを破壊するわけだが、さすがにひと目が憚られる。でもやるしか無い。
『タイムリミットは1分だ。それ以上は危険すぎる』
そう独り言を言うと、僕はワイヤーカッターをズボンと脇腹の間に(ピストルのように)はさみ、自転車の元へ向かった。
自転車のカギ破壊、ミッション開始!!
最大4ミリまでしか切断できないのが公式発表。やはり予想通り、サイズ的にワイヤーが大きく奥まで入らない。でもまずはここで力を込めた。
よし、少し切れたぞ!
そのまま3回程度、位置を変えながらグッと握り込んだ…
自転車のカギ破壊ミッション、10秒で終わり
あっけない幕引きだった。グイグイと切り込み、4回ほどであっけなくちぎれた。所要時間は多めにみても10秒だろう。
1年半も放置していたため、空気は抜け、汚れまくっていた。20分間くらいかけメンテナンスやクリーニングをおこなった結果…
嫁さんが嬉しそうに乗り回していた。
そもそもの原因である、ワイヤーロックの暗証番号を忘れた嫁さんに工具代やミッション費用を請求したいところだが、あきらめた。(サブ自転車として今後は活躍予定)
自転車のワイヤーロックが開かなくて切断したい人、5ミリ前後なら「HIT 硬鋼線カッター 200mm PH 200」ならイケますよ(楽天で探すとさらに安いやつあるかも)
マジでカンタンに切れたけど、悪用厳禁!