ベースを少しは弾ける初心者〜中級者にオススメな教則本。ペンタボックスという視覚的に覚えやすいツールのおかげですっと頭に入るナイスな一冊。
楽器を全くしたことのない僕が32歳からベースギター教室に通い始めた。しかし事務所を移転したことで遠くなり、10ヶ月通ったスクールを辞めることに。それ以降、ここ数ヶ月はベースの練習がおろそかに…。
そこで一念発起!ってことで教則本を買って見た。ペンタトニック奏法に特化した本で、これがかなりの大当たり。初心者ベーシストにオススメ!
オススメのベース教則本【たった5音でなんでも弾ける、ベーシストのためのペンタ活用法】
ペンタトニックスケールに特化して教えてくれるのがこれ
これがもう超わかりやすい!なぜかというと、押弦する位置をペンタボックスという独自の図形で視覚化してくれてるから、めちゃくちゃ覚えやすい。教則本なのでCDの模範演奏もついてるからありがたい。
ペンタトニック奏法は世界的ベースヒーローも活用しまくり
この本を選んだ理由は表紙に書いてある
『ジャコもフリーもみんなペンタを使ってる!!』
という、僕に向けられたとしか思えない煽り文句w
フリーは言わずもがな、レッドホットチリペッパーズのベーシスト、フリー。僕はフリーに憧れてベース始めたクチだから、この煽りには耐性がゼロだw
ジャコはあまり詳しくなかったけど自伝映画もこないだ見たし。
【大阪の上映情報有り】ベーシスト必見?!ジャコパストリアスのドキュメンタリー映画『JACO』が面白そう! – 再起動戦士はなろぐZ
教則本によると、スラップの開祖、ラリーグラハムやマーカスミラーもペンタをガンガン使ってるそうだ。
教則本の中身を軽く紹介
どのくらいわかりやすいか、百聞は一見に如かず。
※子供が散歩中に昼寝したもんで、公園のベンチで書いてるから陰かかってて見にくいけど、許してね
まずペンタボックスとはこういうの。ペンタトニックが何かってのは説明を省く(教則本に分かりやすく解説アリ)けど、とにかくこの図形に出てくる○を押さえて弾けばいいだけ。
『スケールがどうのとか、理論がどうのとか、そういう煩わしいことは置いといて、とにかくこのボックス内の位置を覚えて弾いてみてね!』
という、潔いスタンスがかなり好感持てるベース教則本ですよ。
実際のペンタボックス
▲これが実際の図。解説がかなりわかりやすい。
▲ペンタボックスの図を指板に重ねた図。(左側のとこは5フレット。)
そして
▲実際のタブ譜がこれ。
▲フレーズ編がこれ。めちゃくちゃカンタンだけど、ドラムと合わせたらなんか楽しい!
こういう図形が全部で5個出てくる。たった5個。5個を使った応用編でいろんなフレーズが作れるんですよ。
ジャズからハードコアまで、サンプル音源も豊富!
このタブ譜を見てなんとなく弾けたベーシストなアナタ、買うべきですよ
これ、本当に分かりやすいし、ペンタのみ!理論とか後回し!楽しく弾こうぜ!ってスタンスが凄く自分に合う。僕みたいに、
『プロを目指すとかじゃなく趣味としてベースギターを楽しみたい』
っていう人で、上のタブ譜でなんとなく弾けたりするくらいのレベルのベーシストさんにマジでオススメ。(ルート弾きに飽きた人にもうってつけ)
▼amazonのレビューも上々