副業ネタ、稼げる系のネタはアクセスが集まるっていうし、ノウハウモノを書けってよく見かける。そこで、今回は僕自身が体験した自動販売機と***を使った小銭の稼ぎ方を日記風に紹介。文中の隠されたノウハウを真似れば秒速で稼げる。どんな汚い手を使ってでも稼ぎたい人必見だ。
僕は今から14年前、ワケあって天王寺の某ホテルで清掃のバイトをしていた。就職先を1年でやめ、フリーターになったばかりで、振り返ればクズの入り口とも言うべき時期。
職場は茶臼山。ホテルの名前はテル美クラブ(仮)。大抵の客は二人連れで来るようなところだ。(ときどき男性一人できて、15分後にワゴンRで送迎された女性がデリバリーされることもあった)
AM10:00 テル美クラブ(仮)に出勤し、汗だくで清掃
ホテルで働いてたのは春の終わり〜夏頃の数ヶ月だけだったけど、とにかくしんどい仕事だった。
帰宅する客やホテル入りする客と鉢合わせはご法度で、エレベーターは使用禁止。汗やいろんな汁でぐっちょり濡れたシーツをリネン袋に詰め込み、階段で昇り降りするのが新人である僕の仕事だった。
半袖ポロシャツで働いてたけど、汗っかきだから10分もしないうちに汗だくだ。喉がカラカラだけど、休む暇なんてない。とにかく必死に行ったり来たり。
PM 3:00 バイトは終了し、岐路
そんなキツいバイトだったけど、労働時間は短かった。たったの5時間。5時間だけどしっかり稼げる、なんてことはない。時給はたしか800円以下くらいで、月7万円もらえたかどうかだった。
山口県の田舎から大阪に出てきて一人暮らしをしてた僕。この7万円で凌ぐのは結構大変だったけど、おかげで食パン1枚で1日過ごせるほどに生命力がついた。テル美には感謝してる。
「さあ、バイトも終わったし、愛車のDUO(原付スクーター)に乗って帰ろう!」
と思ったけど、猛烈に喉がカラカラだった。そりゃそうだ。重たい荷物をもって階段を昇り降りして汗だく。お茶でも持ってくればよかったけど、あいにく水分は一切ない。
ただでさえ貧乏な僕は、天王寺動物園と茶臼山の間にある激安自販機を目指した。
激安自販機でジュースを購入
今はすっかりきれいになったけど、14年も前の天王寺周辺は汚かった。日韓ワールドカップの直前ということもあり、徐々にホームレスのすみかが撤去されたりはしてたけど、浮浪者もかなり多かった。
そんなエリアだからかは知らないけど、(山口県では見たこともなかった)激安自販機があるから助かってた。
(びっくりドンキーの近所にあった)いきつけの激安自販機に行き、500円硬化をねじ込み90円のスポーツドリンク風飲料をポチり。あまりに喉がカラカラだったから、お釣りも取らずにすぐ飲んだ。
お釣りを取ろうとした瞬間…
スポーツドリンク風飲料を半分くらい火照った体に流し込んだあと、お釣りの410円を取ろうとした瞬間、指先に
『ヌプッニュゥ』
という感触…
超リアル ウンコ ライトカラーバージョン Fake Poop
- 出版社/メーカー: シンセメスク トイズ
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
お釣り返却口を塞ぐようにビッシリと…。
お釣りはあきらめ、残ったスポーツドリンク風飲料で泣きながら手を洗った。
山口県から1人で大阪に出てきて1年ちょっと。はじめて泣いた日のことだった。