覚せい剤で浅野忠信の父逮捕と中高年の薬物汚染まとめ

覚せい剤で浅野忠信の父逮捕と中高年の薬物汚染まとめ

f:id:odbc:20171206060642p:plain

浅野忠信さんの父親が覚醒剤使用の容疑で逮捕された。

「自らの意思で使ったことに間違いありません」

と容疑を認めてるそうです。

覚せい剤で逮捕された浅野忠信さんのお父さん、68歳だそうで、うちの親と同い年…ん〜〜〜ショックです。浅野忠信さん好きで映画とかよく見てるのと、自分の親も同じ年ってのが余計ショック。

中高年の薬物汚染は広がってるっていう記事を読んだことあるんですが、自分の親が心配になってしまいます。

浅野忠信さんの父親「覚醒剤使用」容疑で逮捕

俳優の浅野忠信さんの父で、浅野さんも所属する芸能事務所の社長を務める男が、覚醒剤を使用した疑いで逮捕された。

覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、俳優の浅野忠信さんの父で芸能事務所「アノレ」社長の佐藤幸久容疑者。

警視庁によると佐藤容疑者は先月30日の未明、東京・渋谷区の路上で歩いていたところを職務質問され、持ち物から覚醒剤を使用する際に使うガラス製のパイプがみつかったという。このため尿を鑑定したところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、覚醒剤使用の疑いで逮捕したもの。

出典:浅野忠信 父逮捕で謝罪「驚き、心配しております」 支えていく決意も記す (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

路上で職質されてパイプを持ってるなんて、確実に目をつけられ狙われてたんでしょうね。

hny.blkt.net

SponsorLink

近年、中高年の薬物汚染が増えている

CHAGE and ASKAのASKAさんが覚せい剤で逮捕されたときにクローズアップされたんですが、薬物汚染って中高年に増えてるんです。そのあたりの記事をいくつかまとめてピックアップ。

50代前後の覚せい剤依存増加! アラフィフが陥る危険なワケ

警察庁発表「平成27年上半期の薬物・銃器情勢」によると、覚せい剤事犯の検挙状況は30代以下では、平成23年から年々減っています。それに対し、40代はほぼ横ばいか若干の増加傾向にあり、50歳以上では顕著に年々増加しています。(略)

中高年特有の覚せい剤にハマる理由とは
社会や家庭で自分の存在意義を見失い、ふと若い頃の熱狂を思い出し、失われてしまった大切な何かを取り戻そうとでもするかのように、覚せい剤に手を伸ばす…。中高年の孤独が透けて見えるようで痛ましく感じられます。

50代前後の覚せい剤依存増加! アラフィフが陥る危険なワケ | アディクションラボ

中高年の薬物問題

覚せい剤乱用は、いまや中高年の問題
薬物乱用といえば、青少年の問題と考える方も多いでしょう。たしかに、薬物に好奇心を抱いてつい手を出してみたくなるのは、青少年期にありがちなことで、かつては、薬物は青少年の問題と言われてきました。

ところが、最近の日本では、覚せい剤乱用は中高年の問題になりつつあるのです(略)

青少年層はその後も減り続け、2013(平成25)年の検挙者では、10代・20代の青少年が占める割合はわずか15%。それに代わって増えているのが中高年で、40・50歳代の中高年が検挙者の半数以上を占めるまでになりました。

f:id:odbc:20171206060007j:plain

出典:中高年の薬物問題

覚せい剤の再犯率 20代は39%で乱用増加する50歳以上は79%

警察庁が発表した2013年度の覚せい剤事件の摘発件数を年代別で見ると、20~40代が前年に比べ減少する一方、50歳以上は約6%も増えている。中高年による覚せい剤汚染が広がりつつある実態がうかがえる。また再犯率は20代が39%なのに対し、50歳以上は79%にものぼる。

出典:覚せい剤の再犯率 20代は39%で乱用増加する50歳以上は79%│NEWSポストセブン

覚せい剤は高額化し、若者は大麻や脱法ドラッグなどが主流

これらの記事を読むと、若者が覚せい剤から離れてる理由は金銭面も大きい理由の1つのようです。覚せい剤の末端価格が上がり高額化したことで、貧困化が進んでいると言われる若者にとっては手が出ない状態らしい。

そこで若者たちは、大麻やソフトドラッグなどの比較的安いもの、脱法ドラッグのような、キンチョールを混ぜてると言われるような危険なものに流れてるようです。

若者の危険で安いドラッグ、ギリシャの薬物事情が似てるかも。

youtu.be

不純物で作られたような危険な脱法ドラッグや赤玉なんかをおじさん達は使いません。お金に余裕があるんだから、そりゃ純度の高い、質のいい覚せい剤に手を出すよね、という状況。

若者はコンビニの前にタムロし第三のビール飲んでるけど、大人なおじさんたちはバーでプレモル飲んでる感じですね。

覚せい剤は中高年の心のスキマにフィットしてるっぽい

50代を過ぎると肉体的にも精神的にも衰えを感じることが増えるようです。(僕は30代なのでわかりませんが)

そして、若い頃を思い出し気分が落ち込んだり、「あのころに戻りたい」と思う。そんなときに覚せい剤が心のスキマに忍び寄り、フィットするようです。

ドラッグはフリーミアム戦略的で忍び寄る

アルパチーノのスカーフェイス好きとしては、覚醒剤=ギャングってイメージですが、実際はさりげなく近寄ってくると聞いたことがあります。お酒の席で

「これ、よかったら試してみてくださいよ。元気になりますよ」

くらいの感じでソフトなドラッグを無料で渡されたり。

ドラッグはハマると抜けられないわけですから、最初は無料や低価格で使わせる、いわゆるフリー戦略(フリーミアム)にぴったり、ということですね。

ソシャゲと同じであとから課金で刈り取りです。

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

最後に

浅野忠信さんは今回の父親逮捕を受け謝罪を発表しました。

「父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった一人の父ですので、今は父のことがとても気がかりです。家族として何か寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしていきたいと考えていきます」

僕は親元を離れて暮らし早16年。年に1回くらいしか会いません。

あっけらかんとした両親なので「寂しいのかな〜」なんて考えたことも無いんですが、もしかすると心のどこかにすき間とかあるのかな…。

若者がノリでドラッグをやるのとは違い、中高年の場合は根が深そうだし、心のケアが大切なんでしょうね。

hny.blkt.net

hny.blkt.net

COTTON100% 極上のどん底をゆく旅

COTTON100% 極上のどん底をゆく旅

旧ブログカテゴリの最新記事