『旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです』って記事が話題ですね。読みましたが、わりと同意する点も多い。まあでも【変わったかどうかは本人次第だから、ほっとけばいいかな】と言うのが僕の気持ち。
とはいえ、僕がクラブで知り合ったインド人から聞いた話だと、インドに行くと色々変わる可能性が高いだろうな、という話を書いてみます。
旅で人生が変わるかどうかは行動につなげるかどうか、結局は本人次第
先ほどの記事の中で、はあちゅうさんが主に言ってる点として
人生観変わりましたとかって言ってる人は
人間として薄っぺらいと思う。何か見たくらいで
自分が根本から変わるくらいの
薄い人生を歩んできた人ってこと。
と
旅ばかりしている人を見るとなんだか、
常に逃げているように見える
今日この頃でしかもそれを過剰に飾り立てて
ビジネスにしている人を見ると
「んー?(*´ω`)」って思う。なんかね…みんなどうか、騙されないでほしいよ…。
変なスパムとか、よくわからない教祖面の人にさ。
ここはすごくわかります。男の場合、ちょっと触れただけでガラッと人生観が変わるのは、15歳前後の頃のおっぱいくらいですよ。思春期の方向性が変わります。(触らないまま過ごすか否かでもずいぶん違う。)
で、旅を経て何かしらの変化を感じるかどうかは人それぞれだし、それが実際の行動に現れたら結果的に
『そうか、あのおっぱい旅がきっかけで今の自分はこの道を歩んでいるのか』
となるもんです。つまり結果論。
何か大きな内なる変化を感じたなら、そのまま自分を洗脳して行動に結びつけるかどうかが分かれ道。
あと、旅ってそもそも自分を変えるために行くもんでもないんで、気軽に楽しみましょ。
ただ、人との出会いは結構大きいとは思うんですよね。友人など、付き合う相手によって自分の人間性やキャラって変化するから、旅先で出会い、付き合いが深くなる人によっては変わると思う。
インド人の日常(聞いた話)
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
僕は以前、毎週のようにクラブ通いしてる時期がありました。つまり夜遊び。そこで、インド人の青年と友達になりました。名前はダニー。
このダニー、ウィルスミスみたいな顔した男前だったんですが、しょっちゅう遊ぶようになり、面白い話を聞きました。
『ツトム、僕マダ日本ニ来テ半年クライ。少シ話セルケド、字ガ読メナイ。大阪ニハガンジャ吸エル店、無イノ?』
ガンジャ、つまりマリファナ。聞くと、ダニーは高校生の時、友達数人と森に集まり、みんなで大量のガンジャを吸いまくったそうです。ダニーはそれが初ガンジャ。そしてフワフワとなり、気が付くと半日以上、森で寝てたそうです。
友達はダニーを放って帰ったらしい。笑
その森は虎が出るから本当に怖かった。って言ってました。でもガンジャは最高だ〜!って言ってましたよ。その後も日常的に吸ってたらしい。(あと、強烈に酒が強かった)
もしかして、インドに1人旅したらマリファナ吸って人生変わるんじゃない??
で、思ったんですよ。インドに行って人生変わるって話、宗教がどうとかじゃなくて、マリファナ(ドラッグ)に出会ってしまうからじゃないんですかね?
ぐぐったところ、やはり日常的に吸う人も多いらしい。
インドは法律で規制されているとは言え、ドラッグ(ここでいうドラッグとは、大麻とその亜種のことです)は文化的に容認されているものなので、インド人の中には日常的に使用している人が多いのは事実です。
何か思想的なものや建造物、大自然を見て感動し世界観が変わるよりも、こういう具体的なドラッグを覚えるほうが世界観や人生が変わると思うんですよね。さきほどの出典元の方とは逆の意見にはなるんですが…。
だって酒を覚えたことで起こる変化も多いじゃないですか。(良くも悪くも)
そういう意味では、ドラッグを覚え見えない世界が見えたような気になり、覚醒する点はあるんじゃないかな、と。
そして、実際に日本でもドラッグを摂取し、売人になったり廃人になったり。これってもう完全にドラッグが原因で人生変わってますよね。人生が狂ったというかなんというか。
もしかすると僕もあのままさらにダニーと仲良くなってたら、人生変わったかもしれないですね。なお、ダニーはビザが切れたまま不法滞在してたらしく、突然連絡が取れなくなり、彼がバイトしてたインド料理店からも姿を消しました。
おわり。
▼僕はドラッグしたことはないですが、この本読めば仮想体験できますよ