ホリエモンの多動力もいいけど高城剛の多動日記は面白すぎる

ホリエモンの多動力もいいけど高城剛の多動日記は面白すぎる

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ホリエモンこと堀江貴文さんの多動力という本が先日発売され、話題になっている。僕も早速近所の本屋で買おうかと思いまず立ち読みしてた。相変わらずの堀江節!という感じで面白かった。が、これまでわりと(逮捕前から今まで)ホリエモンの本を読んでるからから既視感があり、買うには至らなかった。そんな折、ホリエモンの本のように『普通と違う視点や考え』を与えてくれる、高城剛さんの多動日記という超面白い本を見つけたので紹介したい。

多動力 (NewsPicks Book) /堀江貴文 

高城剛さんの多動日記が面白すぎてヤバイ

多動力が発売されたころ、時を同じくして偶然にもKindleにて高城剛さんの多動日記をダウンロードし、僕は読んでいた。
▼Kindle Unlimitedなら無料で読める
もうね、これおもしろすぎますわ!高城剛さんってマジでぶっ飛んでて面白すぎる。
ヤバイ、って表現は語彙力の無さを露呈してるみたいでアレだけど、まあでも一読してまず「やばいな〜この人。笑」って思うはず。僕はニヤニヤしながら読んだ。
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高城剛さんは沢尻エリカさんの元旦那にしてハイパーメディアクリエイター

高城剛と聞いてもピンとこない人もいるかもしれない。わかりやすいところで言うと、沢尻エリカさんと結婚し離婚した、ハイパーメディアクリエイターの肩書で世間をざわつかせたあの人。
僕は高城剛さんのことを色眼鏡で見てた。変な人、インチキ野郎、そんな風に。でもそういう色眼鏡を外して著書を何冊か読んだらすっかりハマってしまった。(変な人でインチキ野郎かどうかは未だにはっきりしてないくらい、やっぱ変わった人だけど 笑)

高城剛の「多動日記」は旅をしながら書かれた日記

多動日記は世界中を旅しながら書かれた日記。その時々の滞在している地域をキーワードにしつつ、ときに含蓄あふれる内容、ときにエモーショナルな内容をテーマに書かれている。今回は健康と平和というサブテーマがあるので食に関する歴史の話が豊富。

興味深い話をピックアップしてみる。

人はどうしても「やったこと」に注目する。だが実際、大切なのは「やらなかったこと」にある。
マクドナルドが出来てしまった観光地は、年々つまらなくなるのを、長年の旅の経験から知っているからだ。石垣島にマクドナルドができてから、まるで別の島に変貌してしまった
かつて人は食べるために動き、働いていたとされるが、現代社会では必要以上食べるために働かざるを得ない。時には動かずに。そして、食事の量に比例して、医薬代がかさんでいくことになる。
世界のすべてがラブ&ピースからイージー&コンビニエントになってしまった
日本に戻った時の違和感のひとつは、コンビニエンスストアの量だ。本当に、どこにでもある。同時に、高カロリー中毒者がリハビリするためのダイエットジムやドラッグストアも増殖している。
コンビニの正体は、「精製された小麦屋」
タクシー業界のお客とは、実際にタクシーに乗る乗客ではなく、歩合で働く運転手こそが客であることは常識
キリギリスは儲けた金で働き者のアリに投資する。この構造こそが、「21世紀のアリとキリギリス」だと僕は考える。
働き手と同時にモノを買う者として育てれば、資本家としては二重に美味しい。こうして、奴隷は「消費者」という名に置き換えられることになった。
※順不同(テーマの近いものをまとめてます)
高カロリー化社会とも言うべき現代に対する表現や食の歴史は本当に面白かった。

豊富な知識と陰謀論のような突飛な視点が錯綜する脳しんとう系

もうね、言ってることがいちいち面白い。
そしてどこまでが真実で、どこからが都市伝説的なものなのかよくわからない。僕に知識が無いからわからないことも多いわけだけど、そんなことどうでもよくて、この人のフィクションかノンフィクションか、ウソかマコトかわからないこの世界観がとにかく面白い。
読書をしてるとときどき浮遊感を味わうことがあるけど、この本はだんだん頭がクラクラしてくる、脳しんとう系の本だった。

最後に

ホリエモンの多動力もホリエモンらしい鋭い視点や指摘によるあらたな気付きを与えてくれる、面白い本だった。

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

ただ、冒頭でも書いたとおり、これまでのホリエモン本を読んできた人間としては既視感があり、刺激が弱い感も否めなかった。

生き方や働き方、さまざまな物事に対して新たな視点や気付きを得たい人に高城剛の多動日記は超オススメ。今までにない視点や気付きを確実に与えてくれると思う。

Kindleで安く手に入るし、興味のある人は騙されたと思って是非読んで欲しい。

白本、黒本もKindle Unlimitedで無料で読めることが多い。こちらもオススメ!(何番から読んでも面白いですよ)

白本 参

白本 参

黒本 参

黒本 参

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