NHK受信料については長らくいろんな議論がされてますが、今回ひとつの転換点になりそうな裁判の判決がくだされました。なんと、
NHK受信料の支払い義務は法律で定められた強制であり、テレビ設置時点まで遡って請求する
という判決。さらに、支払いの時効に関しても実質無効化されるなんて話も…。
NHK側から見れば受信料徴収に対して合憲という司法のお墨付きを得たと言えます。
NHK受信料、テレビ設置時に遡って支払い義務
また、NHKが契約を拒む人を相手取って裁判を起こし、勝訴が確定すれば、テレビ設置時まで遡って支払い義務が生じるとした。
判決は、全国で約900万世帯(今年3月末現在)あるとされる未契約者からの受信料徴収に、大きな影響を与えることになる。
NHKが裁判を起こせば、基本的にだれでもテレビ設置時期まで遡って支払いを命じられる、というのはなかなかのストロングスタイルですね…
NHK受信料の【徴収の時効】も実質無効
NHK受信料には、未払い受信料を徴収できなくなる時効は5年というのがあるそうなんですが、これも実質無効化。
出典:同上
まとめ:NHKはシステマを体得した
徴収くるNHKの集金係は怖い人も入れば変な人もいますが、これまではなんだかんだで避けてきた人も多いと思います。(ちなみに僕はずっと昔から受信料払ってます、よくみるので)
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しかし、今回の判決でNHK側はどんな罵声を浴びせられても、どんなに時効を訴えられても無効化できる強烈な後ろ盾を得たようです。
つまり、すべての痛みを無効化するシステマを体得したと言えます。(言えません)