24歳ごろにウェブ制作の世界に入り、なんだかんだ10年近くこの仕事をしてる。
高校生の時にインターネットに出会い、どっぷりハマり今でも大好き。でも、ウェブ制作をやってると必ず誤解されることがある。
パソコンの設定や修理も出来る奴、と思われる
それが、『花屋君、パソコンの調子が悪いんだけどちょっと見てくれない?』と言うもの。これは本当に多い。
僕自身、win95の時代から長年パソコン触ってるし、自分のPCが故障したのをなんとか修理したこともある。でも、自作PCなんて作ったこともないし、ハード面に関しては大した知識はない。
でも、ウェブ制作の仕事で出会ったお客さんは
『インターネットとパソコンの専門家』
と僕を見ることが多々ある。
だから、ことあるごとにそういうハード面の相談や、見たこともないソフトの不具合を相談される。僕自身、おせっかいな性格を持ちあわしてることもあり、修理方法を調べたり手伝うことはあるけど、やっぱり専門外だから最近はなるべく関わらないようにしている。
無料でやってくれると思われる
もうひとつ厄介なのが、PC屋さんじゃないから修理は”友達感覚”で相談されること。なまじちょっとは分かる分、ウェブ制作と関係ない部分の不具合でも治し方をしってることが多々ある。
そうするとこちらもつい無料で対応してしまう。(本業じゃないし)
これは自分の対応が悪いというか、僕のせいでもあるんだけど、本当に気をつけようと思ってる。
病院を例に出して説得してる
フリーランスになり、よけいそういう【専門外】なことに首を突っ込まないように気をつけている。(ハードディスクの増設とか無料で手伝ってたのが懐かしい…)
でも先方は『パソコン詳しいくせ、知ってるくせに教えてくれないの?』みたいな雰囲気を醸し出す時がある。そこで僕は
『すみません、専門外なんですよ。耳鼻科じゃ虫歯、治せないですよね?それくらい、出来ることがそれぞれ違うんです。』
という風に説明。パソコンが人間の体だとして、出てる症状は様々。だから病状的に『うちは専門外なんですよ』という補足をすることで、納得してくれる。(諦めてくれる)
とはいえ、一度仕事をさせてもらっている人の場合はそこで終わりにはせず、詳しそうな専門家を紹介したり、問い合わせ先を調べたりはしてる。
ウェブに関することは他の人より詳しいのでたいがい対応出来るから、今後もその方向は伸ばしたいと思う。こないだ講師を務めた勉強会でも、ウェブに関する質疑応答はすべて答えられたから一安心。