久々に読み応えのある面白い記事に出会いました。
いい炎上に必要なのは「秘伝のタレ」 山本一郎・中川淳一郎が語るネット炎上論
こんな面白くて読み応えのあるウェブ記事は久々な気がします。
7ページという長尺ですが、面白くて一気に読みました。そして最後の山本さんの一言がまさに自分に向かって言われてておもしろいw
これ、ブログ書いてる人とかウェブメディア運営に関わる人に是非読んで欲しいんですが、面白いことが沢山書かれてます。
一部抜粋。
模倣者も生き残る仕組みがネットの面白いところ
中川:ネットのおもしろいところは、上位1社と、それをパクったもう1社が全部をとるところですよね。
山本:昔はウィナーテイクオールといって、1位が総取りできると言われていたんですが、今はウィナーだけじゃなくて、模倣者である2番手が生き残る仕組みができているんです。
名前を出して発信してる人は希少価値があるらしい
名前を出してしゃべる人はそのくらいしかいないから、発言する人は実は希少価値がある。そうすると今度は、表に名前を出してしゃべる人の奪い合いがあるんです。そういう人は今度は自分のドック、ホームグラウンドになるものを作るんです。それがブログになる可能性は高いです。
ブログを日々書くことについてのプロの感覚
中川:毎日ウンコとかションベンするじゃないですか。それと一緒ですよ。
山本:「飽きたから明日からメシ食わない」とかってないじゃないですか。だからそういう行動が染みついて完全に生活の一部となっているか、結婚や就職など、ネットの他に重要なことができたから書かなくなるか、その差だと思うんです。前者は書き手として生き残る可能性はありますが、後者はノーチャンスです。
炎上しても3日耐えろ
炎上しても3日間耐えれば興味は他に行くから安心しなさい、っていう炎上耐性を身につけることも大切ですね。
など、他にも抜粋したいとこ多数ですが、引用ばかりのコピペ記事になるのも嫌なのであとは読んでください。
そして最後はLINE執行役員の田端信太郎さんの言葉がw
この会社(LINE)の役員に田端さんっていう人がいるんですけど、彼は「炎上しないで誰にも見られない方が炎上するよりショボい」って言ってましたよ(笑)
「炎上しないで誰にも見られない方が炎上するよりショボい」ってすごく端的でわかりやすい言葉ですよね〜。
僕もなんだかんだ5ヶ月毎日書き続けてみて、わりとすっと書けるようになってるんですが、どうしても保守的というか『炎上しないように』って気持ちが働いてしまいます。
なので下書き状態の記事が貯まるんですよね、これ公開したら燃えるかも、とか。
でもまあ、僕みたいな無名の趣味ブロガーがちょっと過激なこと書いてもさほど燃えないのもわかってるんですけど。つい防御線を貼ってしまいます。
その結果、『しょぼい』という現実があるわけで。笑
その辺も含め自分自身のスタイルを見直してるところだったので、この記事はすごく興味深かったです。
インタビューの最後に出てきたこの本、おもしろそう。
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