今朝、こんな記事が流れてきました。
全面的に同意・賛同する内容で思わずソワソワしました、自分にもいくつか当てはまるんで。笑
僕は今月でフリーランス5年目に突入してますが、まだまだ満足いくレベルではないし、いつ消えてもおかしくないなぁと常々考えています。
そこで、今回はこの記事を読み、僕の立場として感じたことを書いてみようかなと。
(元記事の見出しに合わせてそれぞれ書いてみます。『』内は元記事見出し)
『新しい技術を勉強しない』について思うこと
これは全くその通り。フリーランスや個人事業主において、勉強をしないことは本当に命取りだと思います。
ここで感じた点としては『最新技術の勉強』の必要性について。ウェブ業界は動きも早く、新しい技術がどんどん出てきます。
それを追いかけることも大切なんですが、僕的に思うことは【最新を学ぶこと=絶対必要】とも限らないということです。
ここはフリーランスとしてどの方向性で仕事をするのか、によっても違うとは思います。
元記事では受託仕事が前提のようです。
受託仕事メインの場合は確かに最新技術に強いことはいいことかもしれません。
それに比べ、僕は下請けや受託というスタイルを2年前に辞め、現在はお客さん(中小企業)と直接打ち合わせをし、提案をし、ウェブサイトを作ったり、運営のサポートをしています。
ウェブ制作に何を掛けあわせるか、を考える
元記事にあるとおり、html+cssだけではどんどんついていけなくなる部分もあるので、常にその他のウェブ系技術も追いかけていますが、特に意識していることは『お客さんの問題を解決するために役立つスキル』を身につけること。
ウェブサイトの本来の目的は『集客』だったり『PR』だったりすることが多いので、その目的を達成するためには、案外ウェブ技術的なことはそれほど要らなかったりします。jsやphpはもちろん必須ですが、エンジニアリング的な部分まではいらなかったりします、特に僕が依頼を頂く規模感の場合。
最近でいうと、バーグハンバーグバーグ。あそこの記事ははっきり言って最新のウェブ技術的な要素はほとんどないですよね。
テキストサイト出身のシモダさんが代表という点が色濃く出てるなぁと思います。
(▲これは指圧師の最新技術が必要なのかもしれませんが。笑)
これなんて画像+テキストだけですが、同じPR記事を書いた他社を圧倒するシェア数。
※このマッサージ記事はサントリーのPR記事です
そういう意味でも、『ウェブは流れが早いから最新技術を常に学ばなくては!』と思い込み過ぎずに、ウェブ×ライティング、ウェブ×マーケティング、ウェブ×おもしろ、など色々な組み合わせの中から自分自身の個性を発揮できる方向性を見いだせればいいと思います。
方向性が決まれば、ウェブ技術を磨くのか、文章力を磨くのか、股間を磨くのか、決めればいいかなと。
ちなみに僕は、会社やお店の魅力を伝えたれるような文章力と写真力を伸ばすべく、ブログを書いたりカメラの勉強をしています。
『元気がない』『寂しさから心が折れる/やりたいことができない』『「なんか良い話ない?」が口癖になる』について思うこと
3つまとめて、その通り!
元気が無いとか寂しいとか、気持ちはわからなくもないですが、結局フリーランスなんて1人。
自分で自分を鼓舞して元気出すしかないし、1人仕事が寂しいなら辞めたほうがいいですよ。
辛い時は仕事サボって昼から酒でも飲んで気分転換ですよ。(でも納期は守りましょう。)
あと、「なんかいい話ない?」って毎回言う人は本当に数人消えていきました。笑
『適正価格の設定ができない』『特定の案件に依存する』について思うこと
これは僕も課題としている点。
適正価格を、元記事のようにロジカルに計算して値付けをするのも効果的だと思いますが、なかなか難しい。
特に独立一年目の頃は、今では考えられないくらい安くで対応したりしてました。その上、踏み倒されたりしたなぁ、そういえば…
まあ…いろいろあります。
収入源の分散についてもごもっとも。
月間の売上構成比を出したときに30%以上の案件は持たないようにしています。
これは目指したいところですが、まだまだうまくバランスが取れていないのが現状。
『変なメディアや事業を作ろうとしてしまう』について思うこと
これは僕のことを指してると言って間違いないでしょう。
知ってる人が書いてるのかな?笑
僕はこれまで何度かメディアと名の付くものを立ちあげ潰しました。最初のうちははやりに乗ったバイラルメディアのようなことをしようと。
ウェブサービスもいくつかチャレンジしましたね。
とは言っても、ほとんど自分一人で実験的に運営してただけなので、目に見えたコストはかかってません。僕自身の時間を割いていたので、その分のコストはかかったことになりますかね。
チャレンジすることを恐れない方がいい
僕はあんまり
『フリーランスが**時間使ったらそれは実際には**万円かかってるんだ』
的な論調が好きじゃないです。
たとえばこういうの。
「打ち合わせに呼ばれたけど何にもないただの雑談だった。オレの2時間は4万円の価値があるんだぞ!フリーランスだからと思って舐めるな!」
とか。じゃあ行くなよって思います。事前に何の話か聞いとけよ、と。
というか、むしろ呼ばれてるうちが華だから四の五の言わずにそこで仕事GETするくらいに提案すればいいのに、とも。
もちろん、どう考えるかは人それぞれ。
僕は自分の時給がどうとかあんまりなんとも思いませんし、受けたくない仕事は条件が良くても断ってます。逆に好きな人からの相談なら何時間でも話聞きますし。金のことなんか抜きで。
話がそれましたが、メディアに限らずウェブサービスやアプリなど、事業主自身が片手間でスピーディーに立ち上げることが出来るのはウェブの魅力。
コストもかからないし、場所もとりません。
だったら、まわりからどう思われようと、自分の時間を割いて作ってみたらいいと思うんですよ。
失敗はつきものですし、赤字もあります。事業計画うんぬんじゃなく、えいや!っとやってしまうことだってありますよね。(だいたいフリーランサーなんてそういう人のほうが多いはずw)
フリーランスはすべて自己責任。その点を理解し、失敗しても人のせいにしない心意気があるなら、なにやってもいいと思いますよ、自己責任で。
僕はとあるメディアサイトを立ちあげて約1年になりますが、ようやく利益がすこ〜しずつ出てきました。
取材費など考えてもまだまだ赤字ですけどね。自分自身が自分のパトロンになり、本業のお金を投資してる感じです。
メディアで稼ぐのはめちゃくちゃ時間かかるので、オススメはしません。笑
『月額課金ビジネスを羨む』について思うこと
これもよくわかります。笑
元記事ではリスティングを例に出されてますが、たしかにスポットでの仕事が多く不安定な制作業務が中心のフリーランサーは羨望の眼差しだと思います。
ただ、これって隣の芝生は青い問題だと思うんですよね。
別にやりゃーいいだけの話なんだけど、やらないってことはやる気が無いだけだと思うんです。
まったくもってその通り。やりたきゃやれって話。
『多芸多趣味』について思うこと
あれ、やっぱり僕のこと知ってる人かな?笑(冗談です、たぶん全くしらない方です)
僕は多趣味です、いっちょかみ。
月に数回は『花ちゃん、何でもするな〜』とよく言われます。小馬鹿にされてると感じることすらありますが、事実なので仕方ない。笑
ただし、元記事にあるようなお金がかかる趣味はほとんどありません。車も持ってないし。
お金のかからない趣味が多いですが、別に多趣味でもいいじゃないの?って感じです。
自分で稼いだ金です、好きなように使いましょう。もちろんバランスが大事。
最後に【記事を読んで感じた、大切なこと】
ずいぶん長くなってしまいました。
冒頭にも書いたとおり、元記事には全面的に賛同してて、部分部分で僕なりに思うところがあり書いてみました。
そして、この記事を読んで一番感じたことは
【フリーランスを長く続けるには、他人の言うことに一喜一憂しないこと】
元記事もそうですし、今回僕がここに書いたこともそうですが、『**な人の特徴』みたいなのを読むと自分に当てはまりハッとすること、ありますよね。
でも、フリーランスで続けていくならそういうことでいちいち一喜一憂したり、くよくよせず、自分の思うままに自信を持って取り組むしかないと思います。そのためには場数を踏んだり勉強も大切。
他者の言葉はアドバイスやヒント、時にはノイズでしかないです。
最後は自己責任、自分が正しいと思う選択をするべきです。
とはいいつつ、論語と算盤で言う、そろばんも大切なので資金繰りについては常に考えましょうね。資金ショート寸前を経験すると死にたくなりますよ、マジで。
▼これは読みやすくてオススメ
それと、個人事業主やフリーランサーなら絶対オススメなのが
もうすぐ年末で確定申告も近いですし、こういうの活用してなるべく楽しましょう。