ホリエモンこと堀江貴文さんの多動力という本が先日発売され、話題になっている。僕も早速近所の本屋で買おうかと思いまず立ち読みしてた。相変わらずの堀江節!という感じで面白かった。が、これまでわりと(逮捕前から今まで)ホリエモンの本を読んでるからから既視感があり、買うには至らなかった。そんな折、ホリエモンの本のように『普通と違う視点や考え』を与えてくれる、高城剛さんの多動日記という超面白い本を見つけたので紹介したい。
高城剛さんの多動日記が面白すぎてヤバイ
多動日記(一)「健康と平和」: ?欧州編? (電子版 未来文庫)
- 作者: 高城剛
- 発売日: 2017/05/31
- メディア: Kindle版
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高城剛さんは沢尻エリカさんの元旦那にしてハイパーメディアクリエイター
高城剛の「多動日記」は旅をしながら書かれた日記
多動日記(一)「健康と平和」: ?欧州編? (電子版 未来文庫)
- 作者: 高城剛
- 発売日: 2017/05/31
- メディア: Kindle版
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興味深い話をピックアップしてみる。
人はどうしても「やったこと」に注目する。だが実際、大切なのは「やらなかったこと」にある。
マクドナルドが出来てしまった観光地は、年々つまらなくなるのを、長年の旅の経験から知っているからだ。石垣島にマクドナルドができてから、まるで別の島に変貌してしまった
かつて人は食べるために動き、働いていたとされるが、現代社会では必要以上食べるために働かざるを得ない。時には動かずに。そして、食事の量に比例して、医薬代がかさんでいくことになる。
世界のすべてがラブ&ピースからイージー&コンビニエントになってしまった
日本に戻った時の違和感のひとつは、コンビニエンスストアの量だ。本当に、どこにでもある。同時に、高カロリー中毒者がリハビリするためのダイエットジムやドラッグストアも増殖している。
コンビニの正体は、「精製された小麦屋」
タクシー業界のお客とは、実際にタクシーに乗る乗客ではなく、歩合で働く運転手こそが客であることは常識
キリギリスは儲けた金で働き者のアリに投資する。この構造こそが、「21世紀のアリとキリギリス」だと僕は考える。
働き手と同時にモノを買う者として育てれば、資本家としては二重に美味しい。こうして、奴隷は「消費者」という名に置き換えられることになった。
豊富な知識と陰謀論のような突飛な視点が錯綜する脳しんとう系
最後に
ホリエモンの多動力もホリエモンらしい鋭い視点や指摘によるあらたな気付きを与えてくれる、面白い本だった。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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ただ、冒頭でも書いたとおり、これまでのホリエモン本を読んできた人間としては既視感があり、刺激が弱い感も否めなかった。
Kindleで安く手に入るし、興味のある人は騙されたと思って是非読んで欲しい。
多動日記(一)「健康と平和」: ?欧州編? (電子版 未来文庫)
- 作者: 高城剛
- 発売日: 2017/05/31
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- 作者: 高城剛
- 発売日: 2016/11/08
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- 作者: 高城剛
- 発売日: 2016/11/30
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