ヒップホップユニット、ヒルクライムのDJKASTUが大麻取締法違反で逮捕され、ヒルクライムが主題歌を歌うフジテレビのドラマ『「さくらの親子丼」最終回』が急きょ放送中止になったそうです。
10代の時からずっとHIPHOP大好きなんですよ、僕。だからヒルクライム始めて聞いた時、かなりKrevaっぽいな〜っ思ったもんです。(クレバも曲でdisったと噂も。そのあたりも書いてみます)
- ヒルクライムKATSU逮捕、フジのドラマ放送中止
- ヒルクライムのボーカルTOCはソロ活動に注力してるけど…
- ヒルクライムと言えばこの曲「春夏秋冬」
- Krevaがヒルクライムをdisったのは「挑め」じゃなくて「基準」だと思ってる
- ヒルクライムをふくめたフェイクと見る目のないリスナーへのdis?
- まとめ
ヒルクライムKATSU逮捕、フジのドラマ放送中止
何やってんだよって感じですね。ヒップホップってマリファナとかドラッグやってそう〜ってイメージがなくなりませんが、実際にやってますからね、残念すぎる。
ヒルクライムのボーカルTOCはソロ活動に注力してるけど…
ちなみにボーカルTOC氏は最近ソロに力入れてます。まさかこのDJが大麻とかしてるからソロに移行した…とかじゃないですよね〜。
ヒルクライムと言えばこの曲「春夏秋冬」
当時、この曲をコンビニかどっかでふと聞いたんですよ。うわ、なんかめっちゃKrevaっぽい声と歌い方やなぁ、なんて思ったのを覚えてます。ただ、今聞くとKrevaが好きな人が歌ってるだけ、という感じもしますね。
(AAAの)SKY-HIにも似てるので、結局は声質が似てるだけかも。
そして、ちゃんと聞いたら結構いいコト言ってますね〜。
Krevaがヒルクライムをdisったのは「挑め」じゃなくて「基準」だと思ってる
春夏秋冬以外の曲もKrevaを意識したような歌い方や声質だったため、当時HIPHOP村では「ヒルクライムはKrevaの劣化コピーだ!!」という意見が多数でした。
そんなときにkrevaがヒルクライムをDisったと言われるのが
この「挑め」という曲。厳密にはヒルクライムのNo.109という曲に対するアンサーでは?(アンサー=反論や意見など)って言われてます。
でも、僕は違う気がするんですよね。というのも、この挑めってのはリミックスでキックザカンクルーのメンバーが出てきたり、結構豪華。そんな豪華なものでわざわざアンサー返すかな〜と。
で、僕はこっちの「基準」って曲がヒルクライム及びそれらの偽物ラッパーに対するDisかと思ってます。
ヒルクライムをふくめたフェイクと見る目のないリスナーへのdis?
そこじゃゴミがこっちをゴミ呼ばわり
呆れて怒りようがないって あぁ俺が教えてやるぜ なるぜ腕が
好きなヤツが嫌いなもん好きなのは 痛むんだよ胸が
エラー バグは排除
差別じゃないよ 区別しないと
いとも簡単にあれとこれが一緒なんて
まるで味噌となんとかワンランクアップを目指そうぜ
ホンモノだけ選ぼうぜ
目が肥えると減る いや 消えていくフェイク
これが歌詞の一部なんですが、Krevaは基本的に特定個人を攻撃することはほぼありません。インタビューで「個人攻撃は趣味じゃない」的なこと言ってました。
なのでこの基準という曲も、ヒルクライム向けってことじゃなくて当時溢れてたHIPHOPもどきなフェイクとそれをありがたがるリスナーに向けてのdisという感じ。
ヒップホップ使っていっちょ金儲け、なんて奴らが許せなかったんでしょうね。リスナーにも「それ偽モンだぞ!今日からは俺が基準だ!」ってな感じで。
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まとめ
フリースタイルダンジョンがブームということで、ヒップホップは聞かないけどフリースタイルのラップは好き!という人が増えてます。
そういう人たちをニワカだなんだとすぐに排除するのはHIPHOP村の定番。youtubeのコメント欄とか賑やかですよね。笑
でも、最初は誰もがニワカなんですし、フリースタイルをきっかけに好きにヒップホップ好きが増えればいいと思うんですけどね〜。
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ニワカ笑うな来た道だ、古参嫌うな行く道だ
オタク道については、「ニワカ笑うな来た道だ、古参嫌うな行く道だ」という標語をぜひとも一般化していただきたい。
— たられば (@tarareba722) 2014年11月24日