無料なのにアレもこれも出来て超便利な請求書作成サービスMisoca(ミソカ)が有料化にかじを切った。デザインもいいし使いやすくて好きだったけど、弥生ID必須ってのが面倒くさい。郵送サービスも無料プランだと使えなくなるそうで…。僕は請求書作成もfreeeに一本化します。
請求書や見積書を作成するのって意外と面倒だったりする。僕はもともと独立前の会社でも使ってたExcelのテンプレートを使ってたけど、マジで面倒だった。そんな時に出会ったのがクラウド上で管理できて超使いやすい無料の請求書作成サービスMisoca。
けど、今日(2017/4/24)届いたメールを見ると有料化の知らせ。
変更内容と、ネット上の反応を見てみることに。
2017/6/2追記ーーー
freeeに一本化し約2ヶ月、全く問題なし。freeeはやっぱオススメ!≫詳しくは文末どうぞ
追記終了ーーー
- 有料化における大きな変更点は月間の作成枚数制限と弥生ID必須
- 無料請求書作成サービスMisocaの有料化、Twitterでの反響は「まじかよ〜…」
- 結論:どうせ月額980円だしfreeeに一本化します!
- 最後に:freeeでの請求書や見積書の作り方
有料化における大きな変更点は月間の作成枚数制限と弥生ID必須
反応を見る前に、ざっくりと有料化に伴う変更点など。
画像や文言の引用元:Misoca ユーザーサポートの提供開始および、料金体系変更のお知らせ|株式会社Misoca 弥生株式会社
これまでの無料プラン
基本的にウェブ上で見積書や請求書を作成・管理するぶんにはお金がかからない。Misocaから郵送してもらう場合や、回収保証なんかを使うと追加で払う仕組み。
※一見わかりにくいけど、グレーの部分は有料プランとかではなく他社の事例
請求書の作成枚数なども制限はない。
2017年5月からの新プラン
無料プラン
・月間請求書作成数:5通まで無料で作成できます
・プラン上限超の請求書作成と請求書の郵送、決済サービスは利用できません
無料プランは月間で5通まで無料作成出来るそうだ。5通か…え、たった5通なん?!?!と、まずここでビックリ。しかも、無料ユーザーは郵送サービスなどを使うことすら出来ない。そう、必要に応じて追加費用を払ったら使えるという仕組み自体がなくなった模様。
親会社の弥生ID必須のお知らせ
そしてもう一つ、地味に痛い(嫌だ)なと思ったのは
Misocaを継続してご利用いただくには弥生株式会社との契約が必要となります。
弥生との契約に移行していただくことで、現在ご利用の請求書データや各種設定などはそのまま引き継がれます。
弥生会計でおなじみの弥生と契約が必須になる。(これまではメアドとかTwitterアカウントでログイン出来てたけど、できなくなる)
なぜ弥生が必須なのかっていうと、Misocaは2016年に弥生株式会社に買収されたから。
≫弥生株式会社による株式会社Misocaの全株式取得について
移行期間は2017年6月1日より2017年8月31日で、それを過ぎるとログイン自体ができなくなる。
移行期間が終了すると、旧プランのご利用ができなくなりますので、ご注意ください。(移行期間が終了するまでは、継続して旧プランでのご利用が可能です。)
とあるので、期間をすぎると完全に使えなくなる(過去データの引き継ぎが出来ない)模様。
▼詳しくは公式発表をご覧ください
無料請求書作成サービスMisocaの有料化、Twitterでの反響は「まじかよ〜…」
こういう大きな方針変更(横文字好きなヤツっぽく言えばドラスティックですかね、ドラえもん)があった場合、Twitterの反応って気になるところ。見てみると…
おーとうとうmisocaが有料化か。やむを得まい
— 掘りごたつ氏 (@CasaHorigotatsu) 2017年4月24日
misoca(請求書、見積書作成サービス) が有料プラン中心に切り替えらしい。
無料プランでは請求書を郵送できないのが辛いな。— Fumito Mizuno (@ounziw) 2017年4月24日
Misoca が有料化かー。残念だけど新年度からは解約だなー。
— Fujii Ryoichi (@ffi) 2017年4月24日
misoca 料金体系変更との話。https://t.co/WyxtNa8Y2t
無料プランは残されてるものの、郵送サービスは利用不可。
月一通の郵送のためだけに利用している身としては、ちょっと有料プランがそぐわない感じ。代わりを探してみるかなあ。— Jiro@Jota+開発 (@jiro_aqua) 2017年4月24日
misocaが…。たまに請求書月5通越える時あるけど基本は超えないし、案件管理とPDF変換できればそれでよかったんだけどなぁ。ずっとお世話になってたしできれば使い続けたい。弥生サポートとか欠片もいらないから、請求書月間作成数だけ増やした、月100〜200円のプランがほしいな。
— AMAweb (@AMAweb_machiko) 2017年4月24日
misocaが弥生に買収されたんですかね。。今まで利用できていた、郵送手続き等が月額+郵送料金が掛かる仕様に。残念です!!!非常に残念です!!!ID等も弥生に移行していきます。#misoca #弥生https://t.co/eFCDI3SR19
— 田村 巧次 (タムタム) (@Co_Tam) 2017年4月24日
とうとう弥生に移行か…。無料プランだと作成数が足らんので、必然的に有料プランやな…。https://t.co/3HEJPzza4E
— はちうん@関西コミティア50/C-26 (@hachiun) 2017年4月24日
Misocaさん使いやすくてよかったんだけど、なんていうか強制的に弥生IDになるっていうのがちょっと・・・残念。
値段とかサポートとかそういう点は理解できるんだけど。
ユーザーサポートの提供開始および、料金体系変更について https://t.co/on3Gb82T3G— ( ̄(工) ̄) (@gokugokugokuri) 2017年4月24日
Misocaさん、5通以上の請求書作成が有料になるらしい。。。https://t.co/WqNzniMMeV
他に無料で使えるサービスはないだろうか。PDFを一枚作るだけなので、自分で作っても大した手間じゃないけどなー。— びりある逆神@暗号通貨💰* (@visvirial) 2017年4月24日
弥生がすごい勢いでMisoca買収のモトを取りに来た → Misoca ユーザーサポートの提供開始および、料金体系変更のお知らせ|株式会社Misoca 弥生株式会社 https://t.co/uX0pAIPk4O
— 嶋田大貴 (@shimariso) 2017年4月24日
misoca有料化か。弥生に買収されてから営利に走ることは予感していたけど、こう露骨にやるとはね。
— Shugo (@hoerinpage) 2017年4月24日
やっぱ郵送サービス自体が使えないことも評判がイマイチっぽい。
会社であり営利目的なわけで、有料プランは別にいい。ただ、作成枚数が無制限→たった5枚という点がかなり露骨だな〜って印象と、弥生ID必須がすごく面倒。
こんな提案も
Misoca有料化でお嘆きの皆様、WordPressをインストール出来る方は是非ご検討を! / BillVektor – 無料で使えるオープンソースの見積書・請求書管理用WordPressテーマ https://t.co/QcpVNH7ZLx
— Kurudrive (@kurudrive) 2017年4月24日
ウェブサーバーにインストールしてご利用の場合は独自SSLの設定されているサーバーにて運用ください。
取り扱う情報が極めて重要ですので、BASIC認証や2段階認証、IP制限を設定するなどセキュリティーには十分注意を払って運用ください。
必ず定期的なバックアップをとって運用ください。
本システムの利用に関しては全て自己責任となります。
▲早速使ってみたけど、使いやすい。ただ、WordPressをSSL環境で使うためには結局サーバー代を月に1000円以上払うだろうから、それならクラウド請求書管理サービスを使った方がいいような気もする…。
結論:どうせ月額980円だしfreeeに一本化します!
クラウドで管理できる請求書サービスっていうと
とかがある。
けど、僕は以前からクラウド会計ソフトfreeeを使ってるから、今後はfreeeに一本化しることにした。なぜfreeeユーザーなのにMisoca使ってんだよって言われると
「Misocaのほうがデザインいいし使いやすい」
という、いたってシンプルな理由。でも今回のMisocaの有料化で、僕自身の利用シーンと合わなくなった。(月5通以上使うけど、サポートは必要ない)
それと、弥生IDの登録がすごく嫌。
「無料サービスが有料化した途端離れるなんて客じゃねー!!」
なんて意見もあるだろうけど、もともと無料をウリにしてたサービスだしなぁ、と。僕自身、金を払いたくないってことじゃなく、有料化の内容がニーズに合わなくなった。
そこで、有料プランにて愛用してるfreeeに統一。
※請求書デザインに関しても、あらためてみたら割り切れるレベルだったし
freeeの個人事業主プランは月額980円+税だし、確定申告がモーレツに簡単だから、個人事業主の人はこれを機にfreeeにしたらどうでしょうかね。
≫macでも使えるクラウド会計ソフトfreeeで個人事業主の青色確定申告が半日でほぼ完了。 – 再起動戦士はなろぐZ