クラウドワークスの記事に思うこと : 5万円稼げればええやん【マイクロ起業】

クラウドワークスの記事に思うこと : 5万円稼げればええやん【マイクロ起業】
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最近、クラウドワークスのネガティブな記事が話題ですね。<文末に追記あり>

クラウドワークスで月20万円以上稼ぐことはあまりにきつい。とのこと。

こんな記事が話題ですね。
クラウドワークスで月収20万超え、わずか111名。働き方革命の未来はどこにある? – GoTheDistance
クラウドワークスはエンジニアを幸せにはしなかった – 負け犬プログラマーの歩み
クラウドワークス1本で月20万円稼ぐのはものすごくハードルが高いとのこと。
僕は数回だけ発注側での利用経験もあるし、一回だけ試しに受注した経験もあり。(ランサーズ含む)
で、まあ確かに20万円以上稼ぐのは難しいと思う。案件規模もまちまちだし、元記事にあるように、確かに単価がむちゃくちゃなものもありますし。
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クラウドワークス1本で稼ごうとすること自体が間違い

僕は前から常々思うんですが、クラウドワークスやランサーズを窓口として、そこ一カ所で全てを稼ごうというのが、そもそも違うと思うんですよね。
クラウドソーシング全般って、副業的に小さく稼いだり、フルタイムで働けない主婦や、病気を患ってて1日数時間しか働けない人が細切れ時間の中で小さく稼ぐ、そういうプラットフォーム。
なので、月に5万円くらいを目標に取り組むべきかなぁと。(あとは、安いけど実績作りにも役立つってのはよく聞きます。)
 
クラウドワークス自体も、『働き方革命!依頼総額438億円!』と煽るより、そのあたりのリアリティある方向性を示すべきだと思う。
そこで20万円以上稼ごうとすれば、それこそアホほど働く必要は出てくると思います。(普通にバイトした方が稼げそう)
しかも、単価が高いものはライバルも多いから買い叩かれ、作業の割に低賃金になりがち。しかも高額案件は仕様が複雑だったりしますし。

1つのプラットフォームや仕事で5万円くらい×4で20万円稼ぐ方が簡単

それでも非対面・オンラインのみで月収20万円で生活するなら、僕が思うのは『一カ所で5万円くらい稼ぐ』収入源を4つ作るって方向性でいいじゃないかっていう。(一案件5万円って意味ではなく)
クラウドワークスで5万円くらい稼ぐのは、それほど難しくないんですよね。もちろん、楽ではないけど。(ヤバイ案件に関わらないような自己防衛は必須)
フリーランス的な立ち位置で、健康体だけどあんまり人に会いたくないって人はそうやって収入源を分散し、5万円×4つ=20万円を目指すくらいでいいんじゃないですかね??
僕は本業の方で食えてますが、片手間で運営してるさほどアクセスのないこの趣味ブログとラインスタンプとかで毎月3万円くらいは副収入を得たりしてます。そんな具合で、小さい収入はわりと作りやすいですね。
クラウドワークス自体がどうなるのかは分かりませんが、クラウドソーシングって働き方はこれからもっと浸透するんじゃないかなぁと思ってます。

まとめ:マイクロ起業って考え方でもいいのでは?

フリーランスになったんだからサラリーマン時代の数倍は稼がないと意味なくね?って意見もわかりますが、そこは人それぞれ。
自分が納得できるライフスタイルに合った働き方を目指すべきだと思います。(ただ、僕の場合は家族がいるから、このスタイルはキツイけど)
いわゆるマイクロ起業でもいいじゃないですかね?具体的なアイデアはこの2冊が分かりやすかったですよー

お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~

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1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

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2015/3/1追記:ライターは確かにキツイとは思う

この記事を書いた後、さらにいくつか記事を読みました。その中のコメントなどで多かったのが『いやいや、クラウドワークスでライターとかだったら5万円すらキツイわ!』というモノ。そういうコメントが溢れてました。

これは同意します。CWやランサーズのライター案件はマジで激安ですね。あれで稼ぐのは大変です。その点について、僕の言い方が曖昧でわかりにくかったと思います。僕はデザインやウェブ制作周り(僕の本業)という、すでにスキルがある分野で副業的に稼ぐことを前提に考えてました。だから『5万円は楽じゃないけど、難しくない』って論調。

その前提の部分を提示してなかったのは良くなかったなぁと。

ライターを名乗るだけなら誰でも出来る

日記ブログぐらいしか書いたことない人でも『ライター案件』には手を出せますし、発注側もそれを見越して『大したことない文章を大量に集めてサイトを構築する』という手法をとってるとこが多い。

こういう案件は低価格・低クオリティを前提にしているからどうしようもないですね。ただ、もともとプロライターだった人などはうまいことやっていて、最初はそういう案件もこなし、自分自身の実績と評価を高めます。そういうコツコツ努力をしたライターにはスカウト案件が舞い込むようになります。

実際、僕がCWで継続依頼してた方も途中からスカウトが増え、単価もあがり、サラリーマンの傍ら月で7万円くらい稼いでると話してました。(あくまで自己申告なので詳細はわかりません。ちなみにランサーズや直接取引もされてるとおっしゃってました)

稼げる人はそれ相応の技術を持っている

日本人は識字率も高いし文章も書けます。だから『文字を書く』だけなら参入障壁が低いし、『自分の文章は結構いい』と思う人もわりと多い印象。だから『俺の良い文章がたった300円とは!』と確かに思うのもわかります。

ですが、これまで仕事で実際に(CWなども含め)100本以上の文章を複数のライターさんから頂いた立場として思うのは、文章力が全然違います稼げるだけの技術がある、という印象。

なので、月5万円稼ぐのは楽じゃないし、クオリティが大切っていうのはクラウドソーシングでも普通の仕事スタイルでも同じかなぁ〜っていう、ただそれだけの話。プラットフォーム自体の仕組みや、搾取構造うんぬんというのも分かるんですが、やはり稼ぐにはそれ相応の術力が必要ですね。

文句言っても仕方なくて、結局は自分を高めないと淘汰される

あと、この流れは今後も進むだろうから、文句言っても仕方ないと感じてます。というのも、他の業界(飲食や製造業など)でも機械化や海外の低賃金層の人たちが入ってきたことでどんどん賃金が低下してます。製造コストを下げる事が企業の狙いだから。

同じように、クラウドソーシングのような仕組みはそもそもはコストカット。企業側がその方向を向いている以上、単価は下がりやすくなるはず。

でもだからこそ、雨後の筍のように出てくるライター風な人たちや似非デザイナーと一線を画すような技術力を身につけないとしんどいでしょうね。もちろん、CW自体の構造に問題があるならそこを指摘するのも大切。

まあでも、僕自身は口だけの批評家にはなりたくないってのが本音なので、不備を指摘して嬉々とするより、今後も生き抜くための試行錯誤や、問題を解決するアイデアをひねり出したいですね。

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