最近、クラウドワークスのネガティブな記事が話題ですね。<文末に追記あり>
- クラウドワークスで月20万円以上稼ぐことはあまりにきつい。とのこと。
- クラウドワークス1本で稼ごうとすること自体が間違い
- 1つのプラットフォームや仕事で5万円くらい×4で20万円稼ぐ方が簡単
- まとめ:マイクロ起業って考え方でもいいのでは?
- 2015/3/1追記:ライターは確かにキツイとは思う
クラウドワークスで月20万円以上稼ぐことはあまりにきつい。とのこと。
クラウドワークス1本で稼ごうとすること自体が間違い
1つのプラットフォームや仕事で5万円くらい×4で20万円稼ぐ方が簡単
まとめ:マイクロ起業って考え方でもいいのでは?
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2015/3/1追記:ライターは確かにキツイとは思う
この記事を書いた後、さらにいくつか記事を読みました。その中のコメントなどで多かったのが『いやいや、クラウドワークスでライターとかだったら5万円すらキツイわ!』というモノ。そういうコメントが溢れてました。
これは同意します。CWやランサーズのライター案件はマジで激安ですね。あれで稼ぐのは大変です。その点について、僕の言い方が曖昧でわかりにくかったと思います。僕はデザインやウェブ制作周り(僕の本業)という、すでにスキルがある分野で副業的に稼ぐことを前提に考えてました。だから『5万円は楽じゃないけど、難しくない』って論調。
その前提の部分を提示してなかったのは良くなかったなぁと。
ライターを名乗るだけなら誰でも出来る
日記ブログぐらいしか書いたことない人でも『ライター案件』には手を出せますし、発注側もそれを見越して『大したことない文章を大量に集めてサイトを構築する』という手法をとってるとこが多い。
こういう案件は低価格・低クオリティを前提にしているからどうしようもないですね。ただ、もともとプロライターだった人などはうまいことやっていて、最初はそういう案件もこなし、自分自身の実績と評価を高めます。そういうコツコツ努力をしたライターにはスカウト案件が舞い込むようになります。
実際、僕がCWで継続依頼してた方も途中からスカウトが増え、単価もあがり、サラリーマンの傍ら月で7万円くらい稼いでると話してました。(あくまで自己申告なので詳細はわかりません。ちなみにランサーズや直接取引もされてるとおっしゃってました)
稼げる人はそれ相応の技術を持っている
日本人は識字率も高いし文章も書けます。だから『文字を書く』だけなら参入障壁が低いし、『自分の文章は結構いい』と思う人もわりと多い印象。だから『俺の良い文章がたった300円とは!』と確かに思うのもわかります。
ですが、これまで仕事で実際に(CWなども含め)100本以上の文章を複数のライターさんから頂いた立場として思うのは、文章力が全然違います。稼げるだけの技術がある、という印象。
なので、月5万円稼ぐのは楽じゃないし、クオリティが大切っていうのはクラウドソーシングでも普通の仕事スタイルでも同じかなぁ〜っていう、ただそれだけの話。プラットフォーム自体の仕組みや、搾取構造うんぬんというのも分かるんですが、やはり稼ぐにはそれ相応の術力が必要ですね。
文句言っても仕方なくて、結局は自分を高めないと淘汰される
あと、この流れは今後も進むだろうから、文句言っても仕方ないと感じてます。というのも、他の業界(飲食や製造業など)でも機械化や海外の低賃金層の人たちが入ってきたことでどんどん賃金が低下してます。製造コストを下げる事が企業の狙いだから。
同じように、クラウドソーシングのような仕組みはそもそもはコストカット。企業側がその方向を向いている以上、単価は下がりやすくなるはず。
でもだからこそ、雨後の筍のように出てくるライター風な人たちや似非デザイナーと一線を画すような技術力を身につけないとしんどいでしょうね。もちろん、CW自体の構造に問題があるならそこを指摘するのも大切。
まあでも、僕自身は口だけの批評家にはなりたくないってのが本音なので、不備を指摘して嬉々とするより、今後も生き抜くための試行錯誤や、問題を解決するアイデアをひねり出したいですね。