タバコを辞めると良いことしかない:僕の禁煙話

タバコを辞めると良いことしかない:僕の禁煙話

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最近タバコに関する話題を立て続けに目にしたので、僕の禁煙話など。

タバコを吸っていた6年間

僕は社会に出て働き出したのが18歳。で確か20歳になる年にタバコを吸い始めました。もともとオヤジがヘビースモーカーだったため、僕はタバコが大嫌いでした。子供のころは鼻の奥からタバコのニオイがするような感覚があり、本当に嫌だったな〜。

そんな僕ですが高卒で働きだし、ストレス発散になるという話を聞いたり周りの先輩が吸ってたので見よう見まねで吸うように。

結局そこから24歳〜25歳ごろまで吸い続けていました。

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辞めた今から振り返る、タバコによる実害

とにかくヤニまみれ

僕は服が好きで、当時はメタルラックなんかに服や帽子を片付けてました。そのため、見事に服はタバコの煙でいぶされヤニまみれ。部屋の柱や壁紙も茶色くなってたし、当時のデスクトップPCも黄ばみでベタベタ。

ベッドのある部屋で日常的に吸ってたなんて今からは考えられない…。

歯が黄色くなる

タバコとセットでコーヒーを飲んでたので、ダブルパンチでどんどん歯が黄ばみます。当時は今ほど健康を気にもしてなかったので、歯医者に行くこともほぼない日々。写真こそ残ってないけど、まぁ黄色かったと思います。

口や体(服)が臭い

これは当時はわからなかったけど、やめてから他人の臭さに気が付きました。

タバコがないとイライラする

うすうす気づいてたんです。「たばこはストレス発散になる」なんてウソで、タバコ中毒になるとタバコがないとイライラすることに。

僕は禁煙セラピーという本を読み、それまで何度禁煙しても辞められなかったのがウソみたいにピタッとタバコを辞めました

その本にも『タバコがイライラの原因』と出ていてかなり納得したのを覚えてます。

お金がかかる

当時は今ほど税金高くなかったですが、それでもやっぱり月に8000円くらいはかかってた気がします。今だったら一体いくらかかるんだろ、値段がわからない。

タバコを辞めたきっかけはブラックな労働環境と今の奥さん

僕は24歳ごろ、再就職した会社で新事務所立ちあげのため先輩と2人で名古屋へ転勤しました。取引先の事務所を間借りしてたんですが、ここがタバコ吸い放題。僕はデザインなどが主でPC仕事ばかり。

事務所から家も徒歩10分くらいで、毎日8:30から夜中に1時ごろまでひたすらパソコン相手に仕事してたんです。

この時は2人で6人分くらいの仕事をさばいてたため、とにかく働き詰め。気がついたら1日3箱近く吸うようになってたんです。

おかげでもう気持ち悪いし体調最悪。そんなときに彼女(今の奥さん)と遠距離(大阪−名古屋)で付き合うようになり、なるべく彼女の前では吸わないようにしてたんです。副流煙をさけるため。

僕は結婚を考えたうえで付き合ってたので、そういう将来の話題のときに『できたらタバコを辞めてくれたら嬉しい』と言われ、それまで何度も失敗してきた自己流の禁煙ではなく、禁煙セラピーを読むことにしたんです。

禁煙セラピーは本当に素晴らしい本

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

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禁煙セラピー

禁煙セラピー

かなり鮮明に覚えてるのが、金曜の夜に電話でそういう話になり、僕は翌朝スクーターで小さい書店へ行き、ロンブーの田村淳さんが帯に出てた禁煙セラピーを買いました。

そして土日で読み終わり、月曜日から本当に吸わなくなったんです。

あれは本当にびっくり。ただし、これは『真に受ける人』じゃないと効かないと思います。少しでもうがった目で読んでしまうと効果がないので信じ切らないとダメ。

この時の僕は心から『彼女のためにも自分のためにも辞めたい。辞められない自分が嫌だ』と思ってたのが良かったのかな〜と。

正直な話、その後4年くらいして酒の席でもらいタバコをしてしまったこともあったけど、結局それくらいでその後も全然吸いたいとも思わないし吸ってません。

タバコを辞めるといいことしかない。

あれから7年くらいが過ぎました。タバコを辞めた結果、いいことしかなかったなぁと心から実感してます。

子どもたちに嫌な思いをさせずに済む

4歳ともうすぐ2歳の子供を授かり子育てをしている中で、タバコはやっぱり子供の為にならないなぁということ。僕が子供の頃、オヤジのタバコが臭くて本当に嫌いだったわけですが、同じ思いをさせなくて済みます。

家族への健康リスク軽減。もちろん自分も。

そして、単純に家族に対するタバコ(副流煙)による健康面でのリスクがないのはデカいですね。もちろん当事者の僕の健康面もですが、自分で選択して吸ってる以上自分が死ぬのは自業自得。でもそれに巻き込まれる家族は悲惨です。

歯がヤニまみれにならないことは想像以上にデカいメリット

そして最初に並べたデメリットのすべてがないことも良い事。僕は笑うと歯茎が出る顔なんですよw

なので歯茎や歯が汚いのは結構ツライ。笑った奴の歯が黄ばんでて歯の隙間がヤニで黒かったらキモいじゃないですか。それがないのは大きいです。

そういう意味でもいいこと尽くめ。

フルハウスというアメリカのテレビドラマでの一幕

これは話で聞いただけなので本当にあった場面なのか、正しい内容のわかりませんが『フルハウス』というテレビドラマの一幕で、次女のステファニーが友達からタバコを勧められ断ったそうです。そこで

『なんでステフは吸わないの?』

と聞かれ

『私、ボーイフレンドが出来た時に「灰皿とキスしたくない」って言われたくないから』

と答えららしい。これが実際に存在する場面なのかは定かじゃないけど、これは結構パンチの聞いた表現ですね。

▼子供の頃毎週夕方に見てました

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タバコを吸う人に対して思うこと

ここまで、タバコを辞めて得られたことなど書きましたが、じゃあ僕は嫌煙家なのかっていうと微妙なところ。

いわゆる”タバコのマナー”を守っていれば、僕は『お好きにどうぞ』くらいに思ってます。嗜好品ですし、分煙してないと分かってて居酒屋とか入るときは気にしてません。

1番嫌なのは歩きタバコとポイ捨て。

歩きタバコは子供に当たる可能性があるし、ポイ捨てなんかはシンプルに汚らしい。いい年したおっさんがタバコをぽいっと捨てるのをみると『だっせぇなぁ。』と心から思います。(実際はおっさんでも若者でも思うけど、特におっさんは情けなくなる)

なので僕は、嫌煙というよりもそういうマナーを守らない喫煙者が嫌いですね。

ひとつ思うのは『辞めたいけど辞められらない』という、ニコチンの中毒性にやられてる人は禁煙セラピーなり禁煙外来なりで本腰いれて治療するべきです。一種の薬物中毒ですから。

中高生でタバコふかしてカッコつけるのは勝手だけど、結局税金むしり取られるし、色々損することが多いと思うから、吸わないほうがいいよ。そもそもかっこ良くないし。

惰性で『まあ今日だけは』を繰り返してるうちに人生は過ぎ去りますからね。過去がどうだったかはいいから、行動は今はじめるべきです。

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