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再起動戦士はなろぐZ

人生再起動中のメガネ野郎が書いてる日記

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【後編】夜中のガソリンスタンドで暴走族とヤクザの抗争に巻き込まれかけた話。

記事一覧 考え方・思うこと、仕事の話
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今回は後編を書いてみるよ。ゲロ掃除やらマッドマックス的な光景やら、クライマックス編。

 

お、待ってました!って、ゲロ掃除の話なんて出てくるんですか…

 

▼前回の記事はこちら

hny.blkt.net

 

ヤクザの車(ベンツ)に入った話。

そういえば、僕はヤクザの車の中に入ったことがあります。(前回書いた隣のマンションの人とは別人)

深夜のガソリンスタンドは掃除機器の全てが使用禁止で、マットを清掃する機械も使ってはいけないルール。音がうるさいからです。

 

そんなマット清掃機が夜中に突然動き出したんです。ガソリンスタンド(GS)の端っこの暗いとこにある機械が。

 

ちょうど僕が外に居たので駆けつけると、恐ろしい雰囲気を醸しだしたいかついオッサンが『おい、お前!これどないして使うんや!!車のマット掃除せえや!』といきなり口撃。(自分はヤクザであるようなこともほのめかしてました)

 

『すみません、夜中はうるさいからダメなんですよ』→『は?!ええから洗え!』→『いや、本当にダメなんですよ。しかも僕使い方知らないんですよ、使わないから。』

 

と押し問答をしながら車をちらっと見ると別なオッサンが倒れてました。そしてよく見ると吐瀉物。はい、ゲロまみれ…。酒の飲み過ぎらしい。

 

そしておっさんが

『ほうか、わかった。ほんならお前、雑巾で車ん中を掃除せえや』

半ば恫喝に近いカタチで掃除をさせられることに。

 

そして僕はひたすら酒と吐瀉物で臭いヤクザのベンツの中を掃除する羽目に。後にも先にもヤクザのベンツに乗り込んだのはあの一回きり。(ちなみに、個人的に1000円くれました。)

 

 

とある夜中、マッドマックスのような光景が…

話がそれました、話を暴走族に戻します。

 

毎夜毎夜、数人の兄ちゃんたちが盗んだであろうスクーターに乗りビニール袋に入れたシンナーを吸いながら来たり、がっつり気合の入った単車(ゼファー)にまたがった上層部っぽい人たちがよく来てたんです。80年代じゃなくて2002年ごろの話。

 

 

 

そんな日々の中のある夜中、まるでマッドマックスか北斗の拳のようなドドドドドドウォ!!!とたくさんのエンジン音と爆音。

f:id:odbc:20151222104406j:plain

(怒りのデスロード観た時の既視感はアレか…。)

 

 

何かと思い外に出てみると、今まで数人ずつで来てた暴走族が全員集合してこちらに向かってきてるじゃないですか…。

 

(うわぁ…。集会ってやつかな…。通りすぎてくださいお願いします)

 

…そんな願いは届かず、全員がうちのGSに入ってきました。30人以上は居たと思います。

 

でっかい単車が2台と、もうこれ以上軽量化したらあかんやろってくらいスカスカで変な補強パーツを車内につけた走り屋シビックが2台。あとはスクーター多数。(ほぼ全部カギ穴破損)

 

うちのGSはわりと大型店。給油スペース以外にも結構スペースが有るんです。そのスペースにタムロしだしたんですよね、真夜中に。

 

ひたすら単車をふかしまくる緑のパーカーを着たシンナー中毒者

そのタムロした場所というのがヤクザが住むという噂のマンションの真下付近。そこで緑のパーカーを着てシンナーを吸いまくってラリッてる兄ちゃんがひたすらバイクをふかし始めたんです。(以降、彼をサイバイマンと呼びます)

 

ふかしながらなんかギャーギャー言ってるんですが、シンナー吸い過ぎて何言ってるかわからない状態。そんな状態が5分くらい続いたあと、とつぜん空から

 

『うるさいねんオラァ!静かにしろや!!!』

 

と、大きな声が。僕も一応外に出てたので見上げると、怖そうなオッサンが顔を出して怒ってたんです。

 

僕は

(あぁあぁ、威勢のいいおっちゃん登場か…。暴走族にそんな言って喧嘩とかやめてくれよ〜)

 

と思ったらそのラリったサイバイマンが上を見上げ

『あぁ、うるさいわオッサン!!ぶっ殺すぞボケエェェェ!!!』

 

と反撃。うわ〜、やめてくれ〜と思ったら

 

『あぁん?!おいそこの緑、ちょっと待っとけよ!!!!!!!!』

と言い放つと消えました。

 

 

 

 

そして30秒後

 

 

 

 

 

ご本人登場

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刃渡り40cmは軽く超える刀のような包丁を持ったオッサンと武器を持った舎弟らしき男2人が走ってきて

 

『おい緑ぃぃぃ、殺ってみいやゴラァァァァ!!!!!!!!』

 

襲いかかってきたんです。

 

その瞬間、すべてのバイクと車を捨て逃げ出す暴走族たち。

蜘蛛の子を散らす、という状態を始めて見ました。こっちも本当に恐ろしい気分になりとっさに待合所に避難。

 

 

さすがヤクザ。速攻で単車にまたがり追跡開始

改造されたゼファーに2人ともまたがり速攻で運転開始。慣れたもんです。

 

バイクの音がうるさいと怒鳴った人が、今や爆音でふかしながら追跡してる様子はシュールでもありました。

 

 

逃げ回ること数分、僕らの視界からは消えてましたが深夜に響き渡る怒号と爆音

 

そして2人くらいが捕まり、ちょうど給油機の裏で土下座させられたくらいのタイミングで、まさかのお客さん。次の給油は僕だったのでビビりながら

 

『いい、いらっしゃいませ…』

 

と給油へ。

お客さんからは死角で何も見えてなかったようで普通の感じで『レギュラー1000円分ちょうだい』と言われ1000円札を差し出されました。

 

僕は「アル中か?」ってくらいブルブル震えた手でその1000円札を受け取ったことを鮮明に覚えてます。白の軽トラでした。

 

そして給油機にホースを取りに行ってチラッとみた瞬間、土下座したニイちゃんの顔面を蹴り上げて血しぶきが…。

<おおおお、マジかよこわいこわい!>

 

そしてついに包丁を振り回し、髪の毛が散乱。(包丁はあくまで威嚇用だったので、髪の毛だけ切断)

 

1000円の給油なんていつもはすぐ終わるのに、まるで永遠のように続く給油。その間ずっと暴行シーンを見ながら震えてました。

 

そして給油がおわり、速攻で待合所に戻るくらいのタイミングでかなりの数の暴走族が捕まり、2人のヤクザにシバかれ続けてました。

 

 

緑のパーカー男、観念して現れる。

そしてことの発端の緑パーカー男、通称サイバイマンが登場。

 

 

 

 

 

なんと服を着替えて現れました。

 

 

 

後輩に緑のパーカーを着させて替え玉にしようと言う、最大の頭脳プレー速攻で見破られ、タコ殴り。

 

 

ポリスマン登場!

そして警察登場。僕たちも警察に呼ばれ、離れた場所で事情聴取。その時に『あれ、ほんまもん(のヤクザ)やけど、危害加えられてない?』的なことを言われました。

 

ヤクザたちの会話も聞こえてて、逮捕されるのかと思ったら

『いやいや、わいら友達やねん。こいつら後輩と遊んでてちょっと痴話喧嘩しただけやから』

 

と、無傷のヤクザが血まみれのサイバイマンの肩を組み

なぁ?せやんな?なぁ?

 

と問いかけ

『…はい。』

 

と答え、警察も

『そうか、あんまヤンチャしたらあかんで』

とチャリに乗り帰還。

 

 

以上が抗争に巻き込まれかけたお話でした。

 

 

 

 

あのガソリンスタンドは今。

それから1年くらいあと、GSの所長が金庫の金を盗みクビになり、その半月後に副所長も金庫の金を盗み、そのスタンドは潰れました。

 

 

おしまい。

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