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再起動戦士はなろぐZ

人生再起動中のメガネ野郎が書いてる日記

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浄水器詐欺にあった話

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みなさん、詐欺にあってますか?!

僕は19歳のとき、妙なおっさんに騙されて浄水器を買わされましたよ!!!20万円くらいのを5年分割のローンで買わされるという貴重な経験をしましたよ!!!

 

おかげ様で人のことはあんまり信用してませんけどね!!!!!!!!

 

 

これは当時19歳の若者がわかりやすい詐欺にあった実話です。バカな奴だな〜と思いながら読んでください。笑

 

 

 

一人暮らしをはじめて半年、チャイムが鳴った

あれは今から13年前。当時19歳になったばかり。まだニキビ面が初々しいころ。

 

僕は山口県下関市の田舎から就職のために大阪に出てきて、家賃3万円のボロアパートに住んでいた。

築年数は30年は越えてたと思う。風呂とトイレは別々だったけど、バスタブはヒビ割れ、シャワーもなく、水を貯めてからボイラーで焚くタイプ。

トイレは正方形の箱型で和式。

部屋は細長い、ウナギの寝床のような形。

 

 

あの日は夏の終わりでまだ暑く、休みだった僕は昼間から部屋でゴロゴロ。

するとチャイムがなった。

 

出てみると、作業服をきて汗を流すおじさんだった。

「水道局の関係で水質検査にきました。検査させてもらっていいですか?」

 

40代くらいのちょっと太ったおじさんで、短髪だった。

 

 

三又又三の元相方、山崎のような顔だったと思う。

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ウトウトしていたのも重なり、よくわからないまま部屋に上げてしまった。

 

 

水質検査をするということで、妙な液体で実験開始

さっそく流しの水道から水をくみ、ビーカーのようなものに入れ、透明の液体を入れ検査。

 

すると、水が濃いピンク色に変色。

 

「あぁ…これはまずな」

 

おじさんがつぶやく。

 

どうしたんですか?と尋ねると、

 

「これね、酸性だと薄くピンクになるんですけど、この水ものすごい色濃いでしょ。これ、かなり酸性きついんで、このまま使うとガンとかになっちゃうかもしれないですよ…」

 

おいおい、まじかよ。

その表情を見逃さなかったおじさんはここから攻め入っています。

 

「この地域は水あんまりキレイじゃないんで。でもね、浄水器をつけたら防げますよ。あれ、もしかして浄水器使ってないんですか?それはまずいな〜お兄さん。」

 

田舎から出てきて19歳になったばかりの若者が浄水器のことなんて考えてるわけがない。エロいことしか考えてないに決まってる。

 

そんな僕におじさんは救いの手を差し出しました。

 

「あ、今日たまたま浄水器持ってきてるんで、実験してみますか?」

 

 

持参してきた浄水器を使い、水質実験

おじさんが持ってきたのは2Lペットボトル2本分くらいの結構でかい浄水器。全体がメタリックで近未来的な感じ。

 

それを通して汲んだ水で先ほどと同じように検査。すると、全く色が変わらない。透明なまま。

 

「ね、色変わらないでしょ。4層構造になってて、炭の力で完全に除去してるんですよ。試しにレモンか何か、酸味のあるもの入れてみましょう。(たまたま僕の部屋にあったレモンジュースを垂らし)ほらね、すぐ色変わったでしょ」

 

そんな実験を目の当たりにし、僕はもう完全におじさんを信じきって話を聞いていた。すると

 

「よかったら、これ現品でよければ月3500円くらいで販売できますよ。本当は月1万円くらいするんだけどね。あんまり使ってないし、お兄さん一人暮らしで大変だろうし。レンタルじゃなくて買い切りだから、払い終わればずっと使えるよ。フィルターも5年に1回変えるだけでいいから。」

 

と、破格の提案。

 

あ、それならと買うことに。

 

 

手際のよい契約書作成と巧妙な世間話

買うと決まってからの一連の流れはとにかく華麗の一言。

僕の家は狭く、机の上にも物が多く文字を書くスペースがない。

 

そこで地べたで直接書くことに。おじさんも一緒に汗をかきながらオネエ座りで記入のフォロー。

このとき繰り広げられた世間話が今も記憶に残っている。

 

「お兄さん、ここの家賃は3万円くらい?鉄骨だけど、古そうだね」

 

鉄骨かどうかは全く意識したことなかったけど、家賃はずばりアタリ。なぜわかったのか聞くと

 

「僕ね、今は水道局関係の仕事してるけど、以前は不動産屋さんで営業してたんですよ。」

 

ちょうどそのころ、はじめて住み始めたボロアパートの壁が薄く不満を感じていて、近い将来、引っ越したいなぁと考えていた。

そこで、不動産屋さんでイイ物件を見つけるコツを聞くことに。

 

「不動産屋さんには王道のパターンがあるんだよ。まず最初に見せるのは、希望に近い物件でちょっとボロいもの。次に条件より高いけどすごくきれいな物件。最後に希望よりちょっと高いそこそこの物件。この流れでみせて大体3番目に決めてもらうんだよ。気をつけないと結果的にちょっと高いものや不動産屋的に都合のいい物件を掴まされるかもね」

 

「あ、それと、壁が薄くて気になるってことだけど、木造や軽量鉄骨造は辞めたほうがいいよ。このアパートは軽量鉄骨造だと思う。絶対にRC(鉄筋コンクリート)SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)にしたほうがいいよ」

 

 

と、かなり具体的な話をしてくれ、しかもそのワンポイントアドバイスのメモ書きまでくれた。僕はこのメモを3年くらい大切に保存していた。

 

 

そして5年のローンがスタート

僕は今だったら絶対こんな契約はしないけど、頭が悪い上に若かったこともあり、月3500円ほど何ヶ月か払えばずっと使える高性能な浄水器をゲットできる、とたかをくくり、おじさんを信じて契約をした。

 

確かに月々3500円はそれほど大きな負担ではないし、おいしい水が飲めるならまあいいかと思っていた。

でも、しばらくして冷静に金額を見ると、20万円を超えている。そりゃそうだ。

 

5年払いということは、60ヶ月。つまり60回払い。分割手数料も入れれば20万を超える。そんな単純なこともわからず、わけのわからないおっさんの口車にのり契約してしまった。

 

 

それでも効果があるならいいか、と思っていたが、どう考えても怪しい。20万円もするけど、特にこれといった機能もなく、ただ中のフィルターでキレイになるというだけ。しかも5年もフィルターを変えなくていいなんて、マジか?

 

数カ月後、これは詐欺なんじゃないか、ということに気がついた。気がついたけど恥ずかしくて周りには言えなかった。直接問いただすのも負けたようでできなかった。

 

そしていえないまま、ずるずる時が過ぎ、引っ越しをすることに。

 

あのおじさんのメモは少しだけ役にたち、RC造のマンションに引っ越すことができ、壁の厚みを手に入れた。

かわりに人を信じる心を失った。

 

 

浄水器を捨てようかと何度も考えたけど、結局支払いが終わるまでは使っていた。

5年たち、もう信じてないけど一応フィルター交換をお願いしようと電話した結果、ずいぶん前に倒産していた。

製造元ももちろん一緒に倒産。5年で支払いが終わるからフィルター交換も5年と適当に言ってただけなのは明白。

 

完全に詐欺にあったわけだ。

 

 

浄水器は捨てた。

 

 

詐欺やネットワークビジネスに関わる人間とは一切縁を切ると決めました

いつもと違う感じの文体で書いてみました。いや〜本当にバカですね。若気の至りといえども、本当に恥ずかしいです。

 

実際に、数年前まではこの話は恥ずかしくて悔しくて誰にもいえませんでした。

 

でも時間も経ち、ようやく笑い話として言えるようになったんです。

この一件を通し、詐欺被害者が「騙された、恥ずかしい。でも誰にも相談できない」という心境がものすごく分かるようになりました。

 

そして、詐欺をする人間や美味しい話を持ちかけるネットワークビジネスなんかに関わる人間が大嫌いです。

そういう気配を感じたら、いくら仲のいい人でも距離を置き、縁を切ります。

 

詐欺を働く人間はだいたい普通の人。変な人だと成立しないですからね、怪しくて。

そして本当の話とウソの話を巧妙に織り交ぜてくるんですよ。 

 

 

いい人そうなんて判断基準で考えると痛い目にあうことを体感し、僕はそれ以来すくなからず人間不信というか、警戒心を持っています。

 

 

騙す奴が一番悪いですが、騙される方も落ち度やスキがあったりします。

今回の件だって、はたからみれば

『分割で買うんだから合計金額みろよ』

とか

『契約書にサインしてるんだからお前が悪いだろ』

というツッコミがあります、まさにその通り。

でも、そういうことだけでは判断出来ないような状態になるんですよね、詐欺に合うときって。

 

 

これからマイナンバー制度絡みで詐欺も増えそうですし、みなさんご注意を。

 

図解・なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

図解・なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

 

 

 

 

あ、そういえば独立して2年目(3年前)に変なおっさんが近づいてきて、事業を一緒にやりそうになったけど、よく調べたらがっつり詐欺師だったことがあったな〜。また今度書こう。笑